HSK(漢語水平考試)は中国政府公認の中国語検定試験で、1級から6級までの6段階に分かれています。この記事では、各級のレベル感・必要単語数・出題形式を一覧で整理します。「自分はどの級から受けるべきか」の判断材料にしてください。
HSK各級の一覧表
| 級 | レベルの目安 | 必要単語数 | 出題構成 | 合格ライン |
|---|---|---|---|---|
| 1級 | あいさつ・簡単な自己紹介ができる | 約150語 | 聴力20問・読解20問 | 200点満点中120点 |
| 2級 | 日常的な話題で簡単な会話ができる | 約300語 | 聴力35問・読解25問 | 200点満点中120点 |
| 3級 | 生活・学習・仕事で基本的なコミュニケーションができる | 約600語 | 聴力40問・読解30問・書写10問 | 300点満点中180点 |
| 4級 | 幅広い話題について中国語で会話ができる | 約1,200語 | 聴力45問・読解40問・書写15問 | 300点満点中180点 |
| 5級 | 新聞・雑誌を読み、講演を聞いて理解できる | 約2,500語 | 聴力45問・読解45問・書写(作文含む) | 300点満点中180点 |
| 6級 | 中国語の情報を容易に理解し、流暢に意見を述べられる | 約5,000語 | 聴力50問・読解50問・書写(要約作文) | 300点満点中180点 |
※合格ラインは1級・2級が200点満点中120点(6割)、3級〜6級が300点満点中180点(6割)です。1・2級は書写(作文)が無いため満点自体が異なります。試験時間・問題数・出題形式の詳細は変更される場合があるため、受験前に必ずHSK公式サイトでご確認ください。
中国語検定(中検)とのおおまかな換算
「HSKと中検、どちらが自分のレベルに近いか」で迷う方も多いはずです。あくまで目安ですが、対応関係は次のようになります。
- HSK1〜2級:中検準4級〜4級相当
- HSK3級:中検4級〜3級相当
- HSK4級:中検3級〜準2級相当
- HSK5級:中検2級相当
- HSK6級:中検準1級〜1級相当
中検は「聞く・話す・読む・書く」を幅広く問い、HSKは級が上がるほど語彙・読解速度の比重が大きくなる傾向があります。単純比較はできませんが、履歴書に書く際の目安として参考にしてください。
自分に合った級の選び方
- 中国語の学習経験がほぼない:1級または2級から。「HSKは何級から受けるべき?」で詳しく解説しています
- 半年〜1年の学習経験がある、履歴書に書ける実用レベルを目指したい:3級が現実的な最初の目標です。「HSK3級のレベルと難易度」を参考にしてください
- 本格的にビジネスで使いたい:4級以上を見据えた学習計画が必要です
なお2026年はHSKの移行期にあたります
2026年1月31日から一部会場でHSK3.0(三段九級制)の試行試験が始まっていますが、2026年の通常試験は引き続き本記事が対象とする現行のHSK2.0(1級〜6級制度)で実施されます。正式な移行時期は未発表のため、最新情報は公式発表でご確認ください。詳しくは「新HSK(HSK3.0)はいつから?」で解説しています。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。試験制度は変更される場合があるため、受験前に必ずHSK公式サイトで最新情報をご確認ください。